本記事ではウォルト・ディズニー・ワールドがあるフロリダ州のハリケーンの影響について解説します。
(6月から11月)中には、ハリケーンが接近するリスクが高いので、その季節に行く予定のある方は必ず確認しておきましょう。
雨は降る?
ハリケーンでなくても雨は降ることはよくあります。
しかし、実際に7月に行った際にも天気予報的には雨マーク多くついていましたが、実際には1時間ぐらいかなりの土砂降りが降って、あとは晴れる、みたいな感じでした。
個人的には東南アジアなどの熱帯気候特有の雨の降り方のように感じました。
フロリダ州のハリケーンの季節
ウォルト・ディズニー・ワールドのあるフロリダ州のハリケーンシーズンは、例年6月1日から11月30日までとされています。
特に活動が活発になるピークは8月中旬から10月下旬で、この期間にフロリダがハリケーンの影響を受けやすくなります。
この時期、暖かい海水温度や大気中の湿度の高さなどが、ハリケーンの発生を促進する要因となっており、エルニーニョやラニーニャの影響もハリケーンの頻度や強さに影響を与えることが知られています 。
ここ10年の平均では年に1-2回と言われており、日本の台風と比較すると回数自体は少ないです。
体験談あり ハリケーンの飛行機への影響
私自身はハリケーンで飛行機に影響が出たことはありませんが、友人でフロリダからの出発便がハリケーンの影響を受けている人がいました。
実際にはその日の運行は全部中止、翌日以降に振り替えようとしても満席満席・・・、と。また本来1万円程度の路線に変更しようとした際にも5-8万円程度まで値上がりした席しか残っていない、という事態になっていました。
結局2日後に無料で振り替えて貰ったそうです。一緒にいた他の航空会社に乗る人たちは無料で翌日の飛行機に変更して貰っていました。基本的に日本に帰国する際には、必ずアメリカのどこかしらを経由していくことになるのでそのような手続きも英語で行う必要があります。
ここまでぴたりと直撃するのは、そこまで多いわけではないですが、一応頭に入れておき、帰国日程には余裕を持っておく必要などはあるかもしれません。
また飛行機遅延保険のあるクレジットカードで決済したり、保険に入るものて1つの手だと思います。
ディズニーワールドの休園やアトラクション休止の可能性は?
ディズニーワールドは、以下のハリケーンの影響で閉園したことがあります。以下の表に、閉園が発生した年とその概要をまとめています。
年 | ハリケーン名 | 概要 |
---|---|---|
1985 | ハリケーン・エレナ | ディズニーワールド初のハリケーン閉園。1985年8月31日、午後5時に早めに閉鎖された。 |
1999 | ハリケーン・フロイド | ディズニーワールド初の終日閉鎖。9月14日に早めに閉園し、15日も閉鎖、16日に再開。 |
2004 | ハリケーン・チャーリー | 8月13日に早期閉鎖、翌日には再開。 |
2004 | ハリケーン・フランシス | 9月4日と5日に閉鎖。 |
2004 | ハリケーン・ジャンヌ | 9月26日に閉鎖、2004年はハリケーンで計3回閉鎖が発生。 |
2016 | ハリケーン・マシュー | 10月6日に早めに閉園、7日も終日閉鎖。 |
2017 | ハリケーン・イルマ | 9月9日に早期閉鎖、10日と11日も閉鎖。最も長い閉鎖期間。 |
2019 | ハリケーン・ドリアン | 9月4日、エプコット以外のパークが午後3時に早めに閉鎖。 |
2022 | ハリケーン・イアン | 9月28日〜29日にパーク閉鎖。 |
表を見ていただくと分かる通り、実際に閉園されるのは数年に一度、そして1日〜2日程度と確率としてはかなり低いです。
心配になるとは思いますが、ほとんどの場合は問題ありませんので、そこまで過剰に心配する必要はないと思います。
ただ雨具だけは必ず持って行きましょう。
ただ、屋外のアトラクション、グリーティング、パレードなどは、普通の雨が降っても休止になってしまうことは多々あります。
絶対に乗りたいアトラクションは晴れているうちに乗っておくのが良いでしょう。
私は絶対に乗りたかったアトラクションを最後まで残しておいたら、休止になってしまい乗れなかった経験もあります。
まとめ
ウォルト・ディズニー・ワールドにいく際には、やはりハリケーンについて気になってしまうことが多いと思います。
実際に直撃する確率はそこまで多くはないものの、実際に直撃してしまうと飛行機やパークへの影響は出てしまう可能性は高まります。
対策としては、6月〜11月の期間以外に行く、飛行機の遅延保険を付ける、ハリケーンが来ても良いくらいの余裕を持った日程にしておく、などがあります。
現地でのトラブルのやり取りはほとんど英語となってしまうので、できる予防策は取っておくのもいいと思います。
アメリカのディズニーの情報に関する記事は以下に多くあるのでぜひ参考にしてください。
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