【研修医日記】麻酔科の研修が開始!オペ室に朝から晩まで缶詰!?

こんにちは。研修医のアッキーです。

先週から麻酔科の研修医がスタートしました。

それについて話したいと思います。

目次

麻酔科の1日ルーティン

麻酔科ローテの1日

(週2回の)8:00:手術カンファレンス
8:30 9時から始まる手術の準備
9:00 患者が入室
9:30から手術がスタート。
終了は早いと12時前後、一番遅い時には20:30まで掛かりました。

オペによっても異なりますが、大体のオペは3時間前後なので、麻酔科は準備や片付けなどで+1時間程度かかって4時間くらいの仕事時間です。

ただ、外科の中でも膵臓の手術や癒着が想像以上に激しい症例などは、時間が長く、延長することもあります。

私が1週間ちょっと回った中でも、5時間の予定だった手術が出血激しい+癒着が激しいことで結局10時間くらい掛かったこともありました。

麻酔科ローテ中の研修医の仕事は?

麻酔科は非常に専門性が高い分野です。

一旦呼吸を止めて、手術という侵襲が高い場面を切り抜かせて、呼吸再開させる。

内科系の科だとなんとなく研修医が主治医になっても報告連絡相談すれば、そこまで大きな影響を及ぼすことはありません。

しかし、麻酔科の場合には急に血圧が下がったり上がったり、出血が止まらなくなって輸血が必要になったり・・・

急に何か起こることが、症例によってはあります。
私が1週間ローテした間に担当した麻酔では、腫瘍からの出血が止まらず計8000mLの出血で結局出血死リスク高く手術続行困難で中止した例もありました。

その時には、輸血取り寄せ、解凍し輸血、取り寄せ、解凍し輸血、細胞外液(血管に留まりやすい液体)輸液・・・を永遠と繰り返しました。

その時には私も昇圧薬を作ったり、輸血を取り替えたりなんだりと色々せわしなく動いていました。

研修医1人で麻酔をこなすことは困難のため、基本的には指導医のサポート(薬剤作成や交換など)&指導の元での手技(ライン確保や気管内挿管など)をすることになります。

普段、気管内挿管や動脈ライン確保なんかは滅多にしないのでここぞとばかりにやらせて貰えるので、非常に経験が身につきます

また、呼吸生理や循環生理などの専門家である麻酔科医から直接指導してもらって、普段考えない視点から色々教えて貰えるのはとても新鮮でERなどでも非常に役立つことばかりでした。

まとめ

まだ、麻酔科ローテして1週間ちょっとしか経っていません。

感想としては、辛い!ハード!だけどとても勉強になる!って感じです。

医師として、麻酔科回ると一回り成長しそうだなと思いました。

あと2週間ちょっとあるので、また終わった頃に記事にしたいと思います。

本日は以上となります!

ご覧頂きありがとうございました!

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