【雑記】研修医4週目-7週目 〜苦手な外科ローテへ〜【医者の卵】

こんにちは。研修医アッキーです。

産婦人科ローテは1ヶ月だったので、あっという間に終了してしまいました。

初めは病院行くだけで疲弊していたのが、3週間目を超えたあたりから特に苦痛など感じませんでした。

そして、1ヶ月間で分娩、帝王切開を始め子宮付属器全摘、子宮脱etc、とありとあらゆる手術に入れて貰いました。

病棟でも内診、経膣エコー、胎児エコーなどできることは大体経験させて頂きました。

そして気づいたこと、それは、1ヶ月間ではその科の表面的なことしか分からないし、できない。

研修医になる前にはその科を回れば一人前になれるようなことを思っていたこともありました。

実際は各科で膨大な知識量と経験が必要になるのでそれは無理です( ´ ▽ ` )

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筆者の苦手とする外科ローテへ・・・

私は外科が好きではありません。

理由は大学時代のオペ室の雰囲気が悪く、性格の悪い医者と入る手術は地獄だと思っていたからです。

また常に緊張感のある現場のためピリピリムードであるのも好きではありませんでした。

そんな外科にローテをすることになり、正直ゲンナリしていました・・・。

実際はどうだったかというと、確かにピリピリしてはいるものの研修医に対しては優しかったです☆

その上、外科2週目からは毎オペでのルート確保や縫合(閉創)、開腹までやらせて貰え想像以上に満足度の高いです。

縫合は最初はほぼできませんでしたが、毎回やらせて貰えるので、かなり上達しました!

まだあと2週間弱あるので更に上達しそうです!

当直で印象に残った症例 〜4000円と達成感〜

救急外来で印象に残った症例についてです。

〜中年男性、主訴はワクチン接種後の動悸が数時間継続〜

心電図をとるとRR間隔整&narrowQRSということで典型的なPSVTでした。

また、38度台の発熱もある状態です。

PSVTの治療としては血行動態が安定している場合は、まず迷走神経刺激(息こらえ手技)をします。

今回は血行動態は安定していたので、まず息こらえ法をします。

しかし、コロナワクチン接種後であり発熱がありました。明らかな原因が分かっていても規則上、防護服を着て診療にあたらないといけません。

最初なので着方のパンフレットを見ながら5分くらいかけて着用。

患者さんに対面しました。

アッキー「ずっと胸がドキドキしますか?」

患者さん「はい・・・。」

アッキー「今から私のいうことを真似して下さいね。」

息を大きく吸って15秒ほど我慢、腹筋にアッキーの拳を強く押し当てて押し返すように腹筋に力を入れてもらいます。

そして、一気に脱力!

すると、190回ほどあった脈が一気に100-110回まで減りました。まだ少し速いのは発熱の影響。

患者さんもとても楽になったと言ってくれました。

まだ出来ることは少ないですが、達成感を感じた症例でした。

またオマケに、コロナ疑いの患者の対応手当4000円まで貰えてしまいました。

とても良い当直でした!

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