こんにちは。現在麻酔科専攻医のアッキーです。
本日は、専攻医になって1ヶ月経つので、感想を書いていきます。
現在、研修医の方などにも参考になると嬉しいです。
辛い時期は、研修医と専攻医の1年目
私が研修医1年目始まった頃に、専攻医2年目の先生に言われたこと。
「辛いのは研修医1年目と専攻医1年目。研修医1年目は病院に来ているだけで不安だし、来てるだけで十分!」
みたいなことを言われたのを覚えています。
このサイトは研修医始まった頃から書いていたので、あの時の感情も赤裸々に書いていました。
あの時のオーダーの仕方、薬剤の商品名が分からない・・・といったのとは違うタイプで専攻医は精神的な負荷があります。
それは「専門分野ではペーペーだけど研修医ではない。」ということです。
研修医とは違って各科の当番にも割り当てられますし、深夜の呼び出し、時間外の仕事など一気に降ってきます。
私自身、結構ハイポと呼ばれる病院で研修していたので、落差が激しく感じます。
具体的に1日の流れを書いてきます。少し忙しい日の場合です。
7時30分 出勤&麻酔機・薬剤の準備&カンファレンス
8時30分 患者が続々と入室、麻酔スタート
〜〜〜手術〜〜〜
17時15分 病院の定時は終了ですが、手術がピッタリ終わることはほぼ無し。
21時 手術&麻酔終了
22時 翌日以降の麻酔の計画、指示出しなど・・・
その後、帰宅。
私自身の5月上旬の残業時間はゴールデンウィークがあったにも関わらず、40時間近く行っていました。
医者の中ではもしかしたらそこまで多くないとは思いますが、分からないことだらけの精神的負荷+残業はメンタルに来ます。
私自身、仕事終わりは沢山自分の時間を楽しみたいタイプの人間ですが、最近は帰って何もしない、風呂も入らないで、ベッドに倒れ込んで朝まで寝る・・・といった日も何日かありました。
指導医の厳しさ
私自身が重圧に感じているのは指導医が厳しいこともあるかもしれません。
麻酔科の場合、患者の命にダイレクトに関わってくるので仕方ないですが、麻酔をするにも、事前の綿密な麻酔計画を立てて、指導医とディスカッションをしながらプランニングをしていきます。
作りが甘いと、「甘すぎる!」って言われます。(自分的にはよく出来ているつもり。)
もはや、分からないことが分からない状況なのでどこまでするのが正解なのかすらわかりません。
専門医になるまで4年間、毎日こんな生活なのは辛いなーとよく思います。
ですが、「まだ1ヶ月目だからだ」と自分に言い聞かせて、日々耐えています。
専門医とったら楽な病院に行ってやる!とよく思っています。
他科も共通?
私は麻酔科なので、他の科のオペはよくみます。
私と同じ立場の専攻医は沢山いますが、やはり厳しく指導されている科もあります。
私の病院の場合、心臓血管外科はかなりピリついています。
専攻医が色々厳しく言われながら数時間オペしているのを見ると、自分はまだまだ甘いな。とも思います。
同期の話を聞いても、外来や呼び出し要因として任されたり、研修医の頃とはガラリと変わって大変そうです。
まとめ
専攻医始まって1ヶ月の感想を書きました。
研修医の頃の数倍も大変ですが、若いうちは仕方ないのかな・・・と思いながら毎日過ごしています。
最悪、医師免許あればどこでも働けるから辞めてやる!という心持ちであまり追い込まないようにはしています。
まあ今後半年、1年と経つうちに思うことも変わってくるとは思うので、その際にはまた記事にします。
本日は以上です。
ご覧頂きありがとうございました!
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