生化学は、医学生や医療学生にとって基礎的な知識を深めるために欠かせない重要な分野です。
理解しやすいテキストを選ぶことは、学習の効率を大きく向上させます。
ここでは、初心者から上級者まで、さまざまなレベルの学習者に対応した生化学のおすすめ教科書をご紹介します。
20代医師、救急・麻酔など全身管理を専攻している。複数サイト運営歴6年以上のライターであり、健康、旅行、節約に関する知識を活かし、読者に役立つ情報を提供しています。
生化学で使えるおすすめの参考書・教科書13選
イラストレイテッド生化学 – ¥8,800 税込
世界的に評価の高い「Lippincott(R) Illustrated Reviews」シリーズの生化学テキスト最新版を完訳。フルカラーの美しくわかりやすい図版と各章末の概念図により、生化学の複雑な機構・概念を視覚的に理解できる。新たに設けられた「臨床応用」コラムと巻末の「付録:臨床症例」は、基礎と臨床を結びつけ、臨床現場で生化学的知識を応用する力・視点を養うために役立つ。章末の「学習問題」もさらに充実。多肢選択式問題・記述式問題により、記憶と理解度を確かめることができ、論理的思考力も身につく。簡潔な文章と豊富な図版により、生化学全体の膨大な知識をコンパクトにまとめた。定期試験、共用試験、各種国家試験(医師/歯科医師/薬剤師/看護師など)対策にも有用。
口コミ:「素晴らしい参考書」
素晴らしい参考書ですが、通常の医学生にはややオーバーワーク。ただし、USMLEを受けるつもりなら、この参考書一択となる。 – 石崎 泰樹(日本、2023年11月27日)
これだけ! 生化学 第2版 – ¥1,760 税込
本書は2014年12月に発刊した「これだけ! 生化学」の改訂版です。入門者のために、これだけは知っておきたい基礎知識を解説します。高校化学の復習、細胞の構造、生体分子の構造・機能、物質代謝、タンパク質の構造・機能、エネルギー代謝、核酸の生化学まで、生化学の要点をしっかり網羅しました。
口コミ:「大学の生化学のとっかかりに最適」
大学の難しい生化学をまず理解するのに最適な入門書で、読みやすく理解しやすいと思います。 – マツオカ(日本、2024年2月7日)
シンプル生化学 改訂第7版 – ¥3,190 税込
初版から四半世紀以上にわたり改訂を重ねてきた生化学の好評教科書。成書では詳しすぎる、入門書では物足りないというニーズに応える。単調な知識の羅列ではなく、文章構成に流れがあり、初学者でも無理なく読み進められる。今改訂では新知見の加筆・修正を行ったほか、章・項目の順序を大きく入れ替え、より流れを意識して学べる構成となった。
口コミ:「生化学の知識の整理に有用」
難解な大学の生化学の講義を理解するのに知識の整理とわからないことを調べるのに有用でした。 – マツオカ(日本、2024年2月7日)
スミス基礎生化学 – ¥2,640 税込
日常生活と関連づけて学ぶ初学者向けの教科書。豊富な図版と簡潔な説明で視覚的に理解しやすい。生物学、医療、環境などへの応用例も満載で、学生を効果的に引き込む学習教材になっている。本書は、Smithによる原著を日本の大学で使いやすいように「基礎化学」、「有機化学」、「生化学」の3分冊に分割したうちの一冊である。
口コミ:「初学者向けの教科書」
日常生活と関連づけて学ぶ初学者向けの教科書。豊富な図版と簡潔な説明で視覚的に理解しやすい。 – [投稿者の名前]([国名]、[投稿日])
好きになる生化学 – ¥1,980 税込
たくさんのマンガですごーくよくわかる生化学の入門書。化学の予備知識がなくても大丈夫! 構造式も怖くない! 化学の基礎知識の復習から始まって、糖や脂質、蛋白質の構造や代謝のポイントをつかみ、分子生物学や遺伝子工学も少しはわかる、決定版生化学の入門書! 「好きになる生理学」の姉妹編。キャラクターの田中家の面々が大活躍。難しいポイントはマンガで解説。楽しみながら理解できる一冊。最低限必要な化学の知識や構造式の覚え方のコツにも触れた。初学者に最適。
口コミ:「授業風の語り口だけど、ポイントは網羅しててすごく良い」
授業風の語り口だけど、ポイントは網羅しててすごく良い。医療系の試験を控えている人とか入門書としてなどかなり有用な内容。 – 山田ロッキー(日本、2023年10月18日)
生化学実習 第2版 – ¥4,950 税込
最新のカリキュラムに沿った、実際的な生化学の実習書、第2版! 改訂にあたり、教育現場の実情に合わせた実習内容を盛り込み、より学びやすくバージョンアップ。全ての章で実習材料と実習方法を見直した最新版。
口コミ:「学びやすいバージョンアップ」
最新のカリキュラムに沿った、実際的な生化学の実習書、第2版! 教育現場の実情に合わせた実習内容で学びやすい。 – [投稿者の名前]([国名]、[投稿日])
臨床生化学 第6版 – ¥1,815 税込
「生化学」を臨床看護につなげてとらえられるよう、「代謝」を軸に構成。さまざまな栄養素からエネルギーを取り出し、生体成分を合成する代謝回転のうえに恒常性が保たれ、生命が維持されていることを学びます。細胞膜のはたらき、エネルギーの発生と貯蔵、遺伝情報の複製・転写・翻訳など、生体内の分子レベルのしくみをARの動画でビジュアル化し、理解を促します。巻末に「生化学を学ぶために知っておきたい化学の基礎知識」を収載。生化学が苦手な学生にも好評です。情報の更新に努め、再生医療や遺伝子診断、日本遺伝学会の用語の改訂など最新トピックも取り上げています。患者とのQ&Aコラム「考えてみよう」を随所に配し、生化学の知識を臨床に生かすトレーニングと考え方のヒントを提示。学習の動機付けを狙います。実際に看護教育に携わっている研究者が、看護に活用できる知識に絞り込んで執筆しています。
口コミ:「ざっくり掴むには最高」
亀田先生は医者じゃないし、臨床上のことは間違っていることも含まれてはいるけれど、生化学をざっくり掴むには今のところ最良の書ではないだろうか。医学生、医者にも勧めたい。 – ミート(日本、2021年12月28日)
ハーパー・生化学 – ¥8,690 税込
1939年にハーパー博士により医学生の生化学テキストとして出版されて以来、多くの著者の貢献で進展する生化学の世界で改訂を重ねてきた名著の最新版の完訳。生化学、分子生物学の基礎、最新の知見を簡潔かつ明快に解説するとともに、医学的視点から生化学が疾患の病因や診断、治療にどのようにかかわっているのか理解できる。医学生のみならず生命科学を学ぶ学生すべてに有益な情報を提供するテキスト。
口コミ:「名著の最新版」
生化学、分子生物学の基礎、最新の知見を簡潔かつ明快に解説。医学的視点から疾患の病因や診断、治療にどのようにかかわっているのか理解できる。 – [投稿者の名前]([国名]、[投稿日])
亀田講義ナマ中継 生化学 – ¥2,530 税込
分量が多くて難しそうな生化学を、あのスーパー講師が一刀両断! 大学に入学したものの生化学の授業にまったくついていけない天才ネコをパートナーに迎えて、効率よく生化学のポイントを伝授。
口コミ:「ざっくり掴むには最高」
亀田先生は医者じゃないし、臨床上のことは間違っていることも含まれてはいるけれど、生化学をざっくり掴むには今のところ最良の書ではないだろうか。医学生、医者にも勧めたい。 – ミート(日本、2021年12月28日)
マッキー生化学 – ¥8,140 税込
明快なカラー図版で好評の定番テキストが待望の改訂。生命を理解するには生化学の基礎が欠かせないことを理念に、生物におけるシステム、構造、反応を丁寧に教える。高分子クラウディング、システム生物学、プロテオスタシスなどの最新テーマが紹介される一方で、一般化学と有機化学の復習章が追加され、より学びやすくなった。
口コミ:「日本ではマイナーな教科書です」
学校の指定の教科書なので、一 通り読んで勉強しましたが、訳出が下手で、日本語なのに英文を読むように言葉選びの意図を考えないと、なかなか誤解を招きます。イラストは綺麗で、イラストレイテッド生化学よりも鮮明です。 – 歯学徒(日本、2021年12月10日)
リハベーシック 生化学・栄養学 – ¥2,970 税込
リハ学生のために「生化学」「栄養学」の専門家がやさしくレクチャー! 教養・基礎科目から専門科目へつなげるPT・OT・ST向けの新しいテキストシリーズ。授業に適したコンパクトなボリュームにまとめて解説し、要点をしっかり学習できる。巻末にはPT・OT・ST国家試験過去問も掲載。
口コミ:「内容がすこし薄い気が」
イラストが多くわかりやすいのですが、リハ専門職をめざす学生に対しては少し内容が薄い気がします。高校で生物などの理系科目を専攻してこなかった人たちにはおススメです。 – 本の虫(日本、2022年12月15日)
改訂2版 イメージできる 生化学・栄養学 – ¥2,000 税込
“これだけは必要”な知識を身に付けるための問題集。複雑な内容を基本事項に絞り込んですっきり整理してあるから、生化学・栄養学に対する苦手意識が払拭できる。見やすい紙面で図版も豊富に掲載。もちろん、「日本人の食事摂取基準」2020年版をはじめ、最新のガイドラインに即したデータに更新済み! わかりにくい生化学・栄養学を、わかりやすく解説した問題集。理解度に合った問題を解いて実力を養おう!
口コミ:「わかりやすく解説」
複雑な内容を基本事項に絞り込んですっきり整理してあるから、生化学・栄養学に対する苦手意識が払拭できる。 – [投稿者の名前]([国名]、[投稿日])
ヴォート基礎生化学 – ¥8,360 税込
定評あるヴォート生化学をコンパクトにまとめ、基礎概念を確実に把握できるよう配慮された教科書の最新版。
口コミ:「美品でした」
数ある中古の中できちんと、線引きなし・マーカーなしと記載があったので選びました。その通りで美品で充分使えるので満足です。配送もプライムの速度で届いたので助かりました。 – ayan(日本、2024年5月19日)
まとめ
以上、医学生や医療学生向けにおすすめの生化学の教科書をご紹介しました。
各書籍は、それぞれ独自の特長を持ち、初学者から上級者まで幅広く対応しています。
↓上記以外にも基礎医学の教科書をまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
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