本記事では医学生・研修医・医師におすすめな病理学のおすすめな教科書についてまとめて解説します。
20代医師、救急・麻酔など全身管理を専攻している。複数サイト運営歴6年以上のライターであり、健康、旅行、節約に関する知識を活かし、読者に役立つ情報を提供しています。
病理学で使えるおすすめの参考書・教科書18選
解明病理学 病気のメカニズムを解く 第4版 – ¥18,700 税込
詳細で鮮明な画像と色彩豊かなイラストで病理学の決定版テキスト。最新知見を取り入れ、病気の肉眼的・組織学的特徴とその成り立ちを分子レベルで詳解。
CPC形式でわかる身につく病理所見の見かた、病態の考えかた – ¥4,950 税込
臨床で必須の病理所見を15症例で集中レクチャー。シェーマと丁寧な解説で病態を考えるプロセスを理解しやすく、典型例・鮮やかな画像を多数掲載。
こわいもの知らずの病理学講義 – ¥1,790 税込
大阪大学医学部名物教授による、ボケとツッコミで学ぶ病気のしくみ。脱線に次ぐ脱線で病気のメカニズムを笑いとともに解説する知的エンターテインメント。
口コミ:「やさしい語り口で」
やさしい語り口で生命科学の内在的論理を語った本です。続編や第二弾を希望します。 – Enriques_Castelnuovo(日本、2017年11月26日)
組織病理カラーアトラス Web付録付 第3版 – ¥13,200 税込
医学生・研修医に必要な組織病理写真を1冊に凝縮。最新の組織分類に基づき内容をアップデートし、遺伝子異常に応じた分子標的治療に役立つ情報を収録。
正常画像と比べてわかる病理アトラス マクロとミクロの対応で捉える病態 第3版 – ¥5,500 税込
全身の正常構造と病変を網羅した超アトラスがアップデート!「正常な組織とは?病変の特徴は?」「手軽に病理像を確認したい」「患者さんに病態をビジュアルで説明したい」そんなあなたに最適の1冊!
口コミ:「画像診断とは関係のない本である」
タイトルが「正常画像と比べてわかる病理アトラス」となっていたので、画像診断と病理診断の架け橋となる本かと思って購入したが、画像診断の話は全く出てこないので、これから購入する人は注意してほしい。 – Vici(日本、2024年4月6日)
シンプル病理学 南光堂 – ¥3,300 税込
1990年の初版発行から、長い間版を重ねてきた病理学の教科書。エッセンスを体系立てて解説し、各医療系国家試験の出題基準に対応。今改訂では、新知見の追加・内容の更新と共に、重要疾患の肉眼・病理組織画像に画像加工やシェーマを追加し、初学者でもより効率的に学習が進められるよう工夫をはかった。
口コミ:「とてもわかりやすい解説です」
わかりやすい解説ときれいな画像で大変読みやすい解説書です。皆さんにおすすめです。 – yono(日本、2023年10月17日)
ステップアップ病理学ノート 第2版 – ¥1,980 税込
各問題ともに解答を導くための語句群を設けた。また、看護師国家試験問題の過去問を70問追加した。
剖検マクロ・ミクロ病理アトラス 天理よろづ相談所病院CPCより – ¥8,800 税込
マクロ・ミクロを対比した病理アトラスの決定版!関西で最も多くの剖検症例を誇る天理よろづ相談所病院にてCPCを開催した症例から、多くの領域の疾患・病態を網羅しつつ、意外な結論に至った症例など診断過程が興味深い症例を50例厳選。内科医や放射線科医などの臨床医に向けて、病理医が病気を肉眼・組織でどのように見て、どのような所見を根拠に診断に至るのか、その軸を示す。病理医のみならず、病理診断に関わる臨床医・臨床検査技師も必読。
標準病理学 第7版 – ¥12,100 税込
フルカラーで圧倒的な情報量を誇る、日本人の疫学に合わせた教科書。今改訂では誌面デザインを変更し、病理画像がより大きく、より見やすくなった。病理学の基礎的事項の解説を増やし、X線像やCT像などの臨床画像や臨床情報とのリンクも強化。「病理がわかる臨床医を目指す」には最適の教科書!好評の巻末問題集セルフアセスメントも継続し、CBT/医師国家試験対策も、レポートなどの日々の学習も、これ1冊で万全。
はじめまして病理学 – ¥1,760 税込
病理医ヤンデル先生による、病理学の入門書が登場!病理学を学ぶために必要なのは、用語をそのまま覚えるのではなく、さまざまな用語の背景にあるストーリーを理解すること。人体を都市にたとえたり、「なるほど」と言いたくなるたとえ話を用いて、病理学の言葉の「背景」を語ります。
はじめの一歩のイラスト病理学 羊土社 – ¥3,190 税込
病理学の「総論」に重点をおいた内容構成だから、はじめて読む教科書として最適。実際の症例も紹介し、病気の成り立ちの全体像がよくわかる。コメディカルの授業用、医学生の自習用としてお勧め。オールカラー。
口コミ:「総論を簡潔に理解したい人はお勧め」
この本は総論がメインで各論には別の本を購入した方がいいでしょう。総論についてはとてもよくまとまった良い本です。ただ、臨床では総論よりも各論が重視されるので各論を勉強した方が有用だと思います。 – ぷく(日本、2019年3月30日)
なるほどなっとく!病理学plus 病態形成の機序と各器官の疾病の特徴 – ¥2,750 税込
病理学を初めて学ぶ人がわかりやすく、楽しく学べる教科書。総論では病気の成り立ちと病態形成の基本的なメカニズムについて学べ、各論では各器官に発生する代表的な疾患の特徴や病態についてやさしく学べる。カラーイラスト、症例写真、図表を数多く使って簡潔に解説している。
なんくるないさ!病理学 力がつく病理学問題集 – ¥1,760 税込
苦手とする学生の多い病理学について、3つの形式の問題を数多く解くことで、知識をしっかりと身につける教材。Part1基礎固めの穴埋め問題編、Part2得点力アップの4択問題編、Part3病理学をマスターするまとめ編があり、試験対策に最適。
臨床に役立つ! 病理診断のキホン教えます – ¥4,070 税込
良性・悪性はどうしてわかる?病理医は何をみているの?臨床に活かす病理の基本的な見かたを初学者レベルでやさしく解説。診断プロセスを実感できるケーススタディ、病理レポートを読むのに役立つ専門用語など必読。
ロビンス基礎病理学 – ¥19,800 税込
世界で最も読まれている病理学テキスト「ロビンス基礎病理学 原書10版」。圧倒的な情報量とわかりやすさを誇り、最新知見を取り入れた改訂版。新設された章や電子書籍セットなど、学習環境をさらに充実。
口コミ:「高いだけの価値はあります」
購入前は高いな〜と思っていたのですが、いざ届いて内容を見て考えると安いですね。 – おむすび君(日本、2020年5月24日)
医療系学生のための病理学 第5版 – ¥4,400 税込
総論と各論をバランスよく構成した定番テキストのフルカラー改訂版。看護系、臨床検査技師、薬学系、リハビリテーション系などに最適。内容理解のための章末問題を収載。
よくわかる病理診断学の基本としくみ – ¥2,640 税込
「図解入門 メディカルサイエンス」シリーズの一つ。医学・医療系の初学者のための入門書。病理診断の基本としくみをやさしく解説し、一般から医療従事者までを対象に、病理診断学の実態をわかりやすく説明。
口コミ:「わかりやすい」
病理診断学を俯瞰するのには良いです。具体的な学術的な記載は少ないです。初学者にどうぞ。使えます。 – マストセル(日本、2018年11月3日)
新病理学 (Qシリーズ) – ¥3,080 税込
病理学の要点をQ&A形式で簡潔にまとめた参考書。カラー写真140点、図表150点を掲載し、理解を深めるのに最適。
口コミ:「良くできた参考書」
病理学を復習した際、Qシリーズ新病理学には何かと助けられました。現在でも良くできた参考書だと思っています。 – 湖北裕幸(日本、2020年12月26日)
番外編 病理コア画像(インターネットサイト)
インターネットのサイトですが、病理コア画像というサイトが様々な病理画像が掲載されていて、非常に有用なサイトになっています。無料なので是非ご利用ください。
リンク:https://pathology.or.jp/corepictures2010/
まとめ
本記事では医学生から医師までにおすすめな病理学の教科書についてまとめました。
ぜひ参考にして下さい。
↓上記以外にも基礎医学の教科書をまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
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