【何のために生きてる?】超ハイパー病院で働く研修医の地獄の日々

こんにちは。研修医アッキーです。

本日は私の友人Aくん(超ハイパー病院勤務)に聞いた話を書いていきます。

目次

超ハイパー病院の地獄の1ヶ月

Aくんは人気病院ですが、超ハイパーと言われる病院で働いています。

どのくらいハイパーかというと、、、残業時間で毎月170-180時間前後まで行くそうです。

残業代が多すぎて給料が100万円超えるそうです。(研修医1年目)

どうして残業が多いのかというと、まず月の当直が8回あります。

加えて救急の中核病院であることから、夜中の緊急オペなど、呼び出しが多いそうです。

日中の仕事終了→0時まで当直→1〜2時間寝たところで呼び出し→そのまま朝になり勤務開始

まともに睡眠できないで仕事をする日が週に何回もあるようです。

その上、研修医は何か仕事があるわけではなくただ見学しているだけなので、「何のためにいるの?」と思っているそうです。

その友人は医学生時代も徹夜をしないでテストに臨む、コツコツタイプでした。

そんなAくん、やはり徹夜をした後の勤務は、とても眠くて辛いそうです。

当直がない日は夜8時頃に帰宅します。

帰宅後は、そのまま何もする元気もなく寝る→朝になる。

毎回、こんな感じみたいです。

また、週に1日休みがあれば、とても嬉しいみたい。

ただ、そんな日々が続いていると、「何のために生きているんだろう?」

そういう感情が芽生えるそうです。

以前、会った際も何だか元気なさそうでした。

仕事辞めれば?と聞くのは簡単ですが、なかなか研修医という立場上2年間を完遂しなければいけないという使命があるため難しいです。

以前の研修医自殺問題が騒がれ、労働時間など改善されてはいますが、それでもこういったハイパー病院はまだ多くあります。

研修先を探す医学生へアドバイス

研修先を探す際、なんとなくハイパー病院に行った方が勉強になる。

そう思う方も多いと思います。

ただこれは一概にはいえません。

Aくんの研修病院は救急外来は忙しすぎて1年目の仕事は動脈血採血とカルテ書き。

処置などは全部上級医がパッパと終わらせてしまう。

外科でも呼び出されはするが、ただ見ているだけ。眠い中長時間立たされるだけ。

夜中の病棟コールも、ただの看護師から上級医への伝言ゲーム。

ハイポ病院に勤める私の方が、手技も多く経験していましたし、多くの経験をできている印象を受けました。

忙しすぎる病院は本当に研修医が労働力の一部として、馬車馬のように働かされます。

ただ、それが経験になるかというと、上記のように微妙です。

まとめると、あまり忙しすぎず自分のペースで学べて、経験を積ませて貰える。

そんな病院を探すのが理想です。

以上です。

ご覧頂きありがとうございました!

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