【研修医日記】小児科ローテ開始!

こんにちは。研修医アッキーです。

今週から小児科ローテが開始しました。

有給を使っていたので1週目は2日しか働いていませんが、現時点での感想を書きます!

目次

小児科ローテの1日

小児科ローテの1日は8:30のカンファレンスから始まり17:30のカンファレンスに終わります。

その間の時間は外来を見学したり、入院患者の処置(ルート確保など)、救急対応したりと色々やることがあります。

とは言っても、研修医は初めのうちは基本的に見ているだけです。

そして小児の処置は、基本的に普通の大人の何倍も時間がかかります。

ルート確保に1時間かかることもザラにあります。

私は先生がルート確保する時に、乳児の体を抑える役目をしていたのですが、中腰のまま何十分も維持していて腰が死にました。笑

泣き叫ぶ乳児のことをずっと見ていて気づいたことが、赤ちゃんは一定時間泣き続けて、何か悟ったかのように泣き止む瞬間が数秒訪れ、また泣き叫ぶ、の繰り返しなんだと。

泣き止んでいる間に周りをキョロキョロして、「誰も助けてくれないじゃんかー」と言わんばかりにまた泣き始める姿が少し面白かったです。笑

小児科は難しすぎる

小児科はミニ大人という感じで診察できるわけではありません。

血液検査の正常値も年齢によって変化しますし、お話ができないため痛いのか、だるいのか、何が嫌なのか分からない。

輸液の速度や処方する薬の量も気を使いますし、薬を処方する時もこの薬は子供に使って良いのか、毎回Drug Informationを確認します。

また、話す相手は親です。とても心配そうな親の場合、かなり質問攻めにあいます。

私は子供が持ったことがないので、生活面などに関しては、色々分からない部分が多くて、お母さん看護師さんたちに助けてもらいながら何とか乗り切っています。

「○日便秘なくらい大丈夫だよ!」とか「この時期は便は柔らかい時期だよ!」とか、色々アドバイスくれるので助かっています。

子供が好きなだけでは、やっていけない面も

子供が好きだから小児科医になりたい!

そう意気込む医学生は多くいると思います。

ですが、実際の小児科病棟は風邪や喘息など、治ってHappy!な疾患ばかりではありません。

染色体異常、脳性麻痺から悪性腫瘍まで、最悪の転機をたどる疾患も多くあります。

そのような患者を診察するには、子供が大好き!といった心ではズタズタになるでしょう。

私も小児科の明るい部分しか見ていなかったので、そういった暗い部分にも直面して少し萎縮しました。

まとめ

本日は、小児科ローテ開始してから1週間目の感想を書きました。

全4週間のローテとなっているので、また新たな発見や学びがあったら記事にします!

以上です!ご覧いただきありがとうございました!

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