こんにちは。研修医アッキーです。
本日は、小児科ローテ終了したので感想を書いていこうと思います。
1ヶ月の簡単なまとめ
最初の1週間は、主にRSや気管支喘息などの患者の入院治療や採血の練習、そして救急外来に来た子供の上級医の対応をそばで見ているような感じでした。
そして次の週からは、入院治療は指導医に相談はしますが、オーダーから回診から全て1人でやるようになりました。
救急外来もファーストタッチするようになり、基本的に最初にアセスメントや初期対応は1人でするようになりました。
入院患者の中には、重症心身障害児や染色体異常の子供も多くいましたが、私は基本的に感染症の子供メインに見ていました。
RSウイルス感染と気管支喘息はもう嫌と言うほど見ました。
1ヶ月間小児科を回ってみて感じたのが、かなり自分自身成長することができたということでした。
というのも、小児科ローテ前は救急日直で子供が来ると、大人と異なり自信を持って診察することができませんでした。
というのも
・子供はあまり症状を詳しく語ってくれない
・画像を撮るにも被曝の観点から簡単には取れない
・子供はどこから黄色信号となるのか分からない(下痢や便秘、発熱の度合いなど)
などといった大人と異なる点が多いからです。
しかし、小児科を回って分かったことが、ある程度見逃していけない子供独自の疾患を除外、そして水分食事を摂れるならば、後は自信を持って帰宅させてよいと言うことです。
保護者に何かあったらすぐに病院に来てくださいね。と言うことでなお安心して家に返すことができます。
国家試験で学んだ疾患はなかなか来ない。
1ヶ月回って意外だったことが、国家試験で学んだ疾患はほとんど来ないと言うこと。(少なくとも私が働く田舎の病院には)
医師国家試験の過去問を勉強していると、当たり前のように急性腹症、代謝性疾患、先天性心疾患、などなど稀な疾患ばかりが出てくるので、実際の臨床でもその位いそうな錯覚を起こしますが、実際には国家試験でほとんど出題されない(軽い)感染症のオンパレードです。
と油断していると救急外来で痛い目に見るので気を付けつつ。笑
でも研修医1年目の私にとっては、とてもちょうど良い難易度の疾患ばかりで目から鱗の1ヶ月でした!
以上です。
本日もご覧いただきありがとうございました!
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