【盗難、治安悪い?】1ヶ月滞在した結果。マニラの治安について体験談とともに解説

本記事ではマニラへの渡航歴複数回、1ヶ月以上滞在したことのある筆者が治安問題について解説します。

目次

マニラの治安

1 犯罪発生状況
(1)発生件数
 フィリピン国家警察(Philippine National Police/PNP)が発表した全国犯罪統計によれば、2022年のフィリピン全土の犯罪発生件数総計は約38万件であり、日本と比較して強盗は日本の約4倍、殺人は約6倍、不同意性交は約5倍にのぼります。
 犯罪に遭遇する危険性を抑えるためには、日本との違いや主な犯罪手口を理解し、適切な予防策を講じることが重要です。

外務省より

マニラは外務省ホームページにもある通り、日本と比較すると数倍以上の犯罪数となっています。

私自身、自分自身が危険な目にあったことはありませんが、強盗にあったりする人もいます。

マニラはお金を持っていない人が多いので、強盗などをする人も多くいます。

ショルダーバッグは必ず前にかける、ズボンの後ろのポケットにはスマホなど高価なものは入れない、などの対策は必要です。

昼間はそこまで治安は悪くない

私自身、昼間に結構出歩くことは多かったのですが、昼間に関しては、多くの人が出歩いていることもあり治安が悪くは感じませんでした。

マニラも多くの日本人が思っているよりは発展してきており、ビジネスや日本人駐在員が多く住むマカティでは高層ビルや高級モールなども多くあり、そのエリアでは至る所に銃を抱えた警備員がいます。またモールやマンションなどに入る際にも必ずセキュリティーチェックがあります。

またカジノ周辺も同様に警備員が多くいます。

油断は大敵ですが、昼間に関してはそこまで危険度は高くなさそうに思えました。

夜は治安が悪くなりがち

車のドアを蹴られた

夜は人通りが少なく、道にホームレスがいたりと治安が悪そうな様相が漂います。

実際Uberに乗っている時に、私が乗っているUberのドアをホームレスが強く蹴ってきて驚きました。

ただ、日本と異なりフィリピンのUberの運転手は「必ず」車が発車したと同時に全ての扉のロックをします。

こういうことが多いのか、「必ず」しているのが印象的でした。私が乗ったUberの運転手も特に蹴られても反応していませんでした。

カジノ周辺は割と安全?

カジノ周辺は夜でも治安はそこまで悪くないとも感じました。

まず、カジノ周辺にはホテルがいくつあある場所が多く、深夜までカジノをした人々が多く歩いています。

そして、今までオカダマニラとリゾートワールドというホテルの警備員の人に「夜周辺を歩くのは危険が伴いますか?」と聞いたところ、「セキュリティがいるから大丈夫だよ」と言われました。

実際にリゾートワールドカジノのある空港周辺は50mおきくらいに銃を持ったセキュリティが立っており、人々も多く歩いているのでそこまで危険な感じはしませんでした。

タクシーと忘れ物には注意!

個人的にあった被害といえば、タクシーでのぼったくりと忘れ物の盗難でした。

タクシーは必ずGrabを使おう

私は初めてマニラに行った時は、大学生の低学年の頃であまり海外旅行に慣れていませんでした。

マニラのニノイアキノ空港はターミナル移動が日本の空港のように簡単ではなく、時間帯によってはタクシー移動などが必要になります。

私は夜中にセブ島行きの国内線ターミナルへ移動したかったのですが、ターミナル間シャトルバスもなかったので、タクシーで行こうと考えました。

そのため空港出口を出て探していたところ、職員とその時は思った人がよってきて、「あの車だと行けるよ!」みたいなことを言われました。

私は完全に空港職員だと思ってしまって、その車に乗りました。乗る前にいくらで行けるか、を聞くと。

「one hundred」と・・・。その時私は当たり前のように単位がペソ(つまり300円弱)と思いました。

マニラの物価を考えると普通にあり得る金額なので納得して乗りました。

結果は、「100ドル」と言われました。そこで私はどうしたかというと、「怒鳴りました。」

今考えるとかなり危険だったと思いますが、危険知らずだった私はめちゃくちゃ怒りました。

その結果、なぜか日本円で2000円まで値下げされたのですが、気の弱い人だったら100ドル取られていたかもしれません。

基本的にフィリピン人はキレると手をつけられなくなる人種と言われているので、銃を持っていて撃たれていた可能性も0ではありませんでした。

なので、基本的には自分自身の身を守る行動をするのが本来の正しい行動です。

あと必ずタクシーアプリGrabで手配しましょう。Grabは身元が分かっているドライバーで評価方式も取られており、安心して乗ることができます。

私はGrabは深夜にも数十回と乗ってきましたが、全く危険な目にはあったことありません。

忘れ物は帰ってこない

私自身、安めのホテルに泊まることが多いのですが、一度ホテルにAir Pods Proを忘れてしまいました。

忘れ物に気がついたのは、まず1時間後くらいで、その時に位置情報を確認すると、まだホテルにありました。

あとで取りに行こう・・・そう思ったのが最後でした。

3時間後にはよく分からない場所に移動していました!泣

その上、勝手にケースから出しており、おそらく音楽を聴いているのでしょう。

取り敢えず、私はAirpodsのロック機能、紛失機能をオンにして使用不可+返してください、というメッセージを送れる機能を使いました。

その後ホテルにも連絡しましたが、ホテルからの返信は「ありませんでした。ルームキーパーに聞いてもないと言っています。」とのことでした。

位置情報は分かっていたのでないはずがないので恐らく嘘を吐いているのでしょう。

Airpods Proは3万円以上するので、フィリピン人からしたら平均月収分にもなるお金です。

恐らく喜んでいたことと思いますが、私はAirpodsをロックして、使っている形跡があればアラームを定期的に鳴らす嫌がらせをしているので、そうはさせていません。(戻ってはきませんが・・・)

まとめ

フィリピンに旅行する際には、夜は基本的には出歩かない、タクシーはGrabのみを利用する、忘れ物は帰ってこないと思う、などを注意すればかなり危険を減らすことは可能です。

日本の治安の良さの安心感は捨てて、いつでもある程度の警戒心を持っていれば、そこまで危険な目にあうことも高くありません。

実際、フィリピンは物価も安く、カジノも多く、楽しいことも多く、個人的には大好きな国です。

自衛しつつ、楽しみましょう!

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