こんにちは。研修医アッキーです。
本日は麻酔科ローテの折り返し地点の2週間経過したので途中経過について書いていきます。
今までの2週間の流れ
最初の1週間は見学するだけでいいよ、と言われていたので指導医が麻酔するのを側で見ているだけでした。
私はコロナ下で病院実習が無かった世代なので麻酔をしっかり見たことがなかったので、麻酔器の使い方や薬剤の種類など初めは訳が分かりませんでした。
しかし、1週間くらい見学していると全身麻酔の流れや投与量など段々と分かってきます。
2週間目になると実際に事前の患者情報を集めて、問題提起(高血圧、糖尿病などなど)し、それに対する対応や注意点などを考えて麻酔に臨むようになります。
全身麻酔に入るときにも見学だけではなく、実際に気管挿管をしたり、薬剤制作、投与量調節など段々とやらせて貰える事が増えてきました。
先生も好きに薬剤調整していいよ、って言ってくれるので血圧を見ながら投与量を上げたり下げたりと調整させてもらっていました。
基本的に麻酔科医は何も合併症などがない症例の場合にはほぼ見ているだけです。しかし、出血量が多くなってきたり、血圧の変動が激しかったりする時に本領発揮します。
血管作動薬で輸液調整など普段扱うことが少ない薬をバンバン使って人の全身状態をコントロールするのは、とてもスリリングな事ですが、麻酔科医の先生たちは余裕そうな顔でそれを行っています。
流石だなー、と毎回感服してしまいます。
麻酔科医の仕事って楽しいのか?
麻酔科は全身管理のスペシャリストであり、尊敬できる科でもありますが、果たして自分が麻酔科医になった場合にはどうなのか?考えることがあります。
麻酔科医は基本的に朝から晩まで手術室にいて、患者とほとんど会話する事なく1日を終えます。
仕事場所も窓ガラスのない無機質な部屋(手術室)です。
仕事としては全身管理のスペシャリストであり、やり甲斐はあると思いますが、人を選ぶ職業だなとも思いました。
人と会話することが好きでない人にとっては、とても向いている職業な気がします。
実際に、麻酔科医の先生は変わっている人が多い印象・・・
まとめ
麻酔科ローテの最初の2週間の感想は、全身管理を集中的に学べるのでとても勉強になる!
しかし、ずっと手術室にいるのは少し飽きる!!といった気持ちでした。
あと3週間あるので、終わってみて印象などが変わったらまた記事にします。
以上です!
本日はご覧頂きありがとうございました!
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