【研修医日記】麻酔科ローテ終了!パワハラ野郎が指導医…編!

こんにちは。研修医アッキーです。

先週で麻酔科ローテが終了しました…!

現在消化器内科ローテ中ですが、消化器内科が忙しすぎたのでこのタイミングでの更新となります。

目次

麻酔科ローテでできる様になること

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麻酔科を回って2週間の感想は以前記事にしました。

その後3週間ローテは続きました。

実際に5週間を回り終えた感想としては、合併症ない症例は導入〜覚醒までなんとなくはできるようになった!(勿論、指導医のアドバイスは常にあり)、けれども気管挿管の成功率は相変わらず低い

麻酔科ローテの最初の2週間くらいはほとんど見ているだけだったり、業務の一部(例:薬剤作成、薬剤投与など)を体験させて貰う。のみでした。

ですが、後半の3週間は指導医に「自由にやっていいよ。」と許可を貰え、気管挿管〜術中管理〜覚醒まで1人でやらせて貰える様になりました。

研修医が入る症例は基本的に合併症がない症例なので、教科書通りの薬剤量を流していけば何事もなく終わります

血圧が上がってきたら鎮痛剤の量を増やしたり、下がってきたら昇圧剤流したり、BIS(鎮静の深さを測るモニター)が上がってきたら鎮静剤増やしたり。なんかゲームみたいだなーって思いました。

そんな中で私が最後まで上手くできないままだったのが気管挿管でした。

普通の体型の、口がしっかりと開いて、声門が良く見える人だったらすんなり成功するのですが、手術をする人の中には太っていたり、口が開かなかったり、声門が全然見えなかったりと中々成功しない症例も少なくありません。

そんな時は上級医に代わるのですが、そんな症例に対しても麻酔科医はすんなりと入れてしまいます

毎回すごいなーと感服してしまいます。

先生曰く麻酔科の基本的なことは麻酔科を2,3年やっていれば大体できるようになるといっていました。

5週間の心残りは気管挿管があまりできないまま終わったということで、その他はかなりやらせて貰うことができて満足の5週間でした!

麻酔科医は変な人が多い・・・

研修医は基本的には合併症リスクが少ない症例に入ります。

そのため、上級医はある程度は選べるにせよ、嫌いな麻酔科医の元にも入らないといけません

私は嫌いだった麻酔科医が1人いました。

その人はとても変わり者で、術中の抗生剤の投与間隔なども1分でもずれると色々言われますし(他の先生は適当です。)

手術台の周りのルートやコード類も自分なりの配置があるのか、とても几帳面に整理しています。

その他にもホンの少しのルート内のエアもめちゃくちゃ気にします。(他の先生は気にしません。基本的には静脈ルート内に少しエアが入っても問題ありません。)

その他にも、あらゆること(麻酔記録の記載方法、薬剤の作成方法、、などなど)に対してこだわりを持っており、それを他人(研修医、看護師)に押し付けるのです!

私は4週間目になって完全にギブアップ。その麻酔科医の元に入ることは拒否して、ある程度リスク高くて見学だけになったとしても他の先生の麻酔に入らせてもらっていました。

麻酔科医は変わり者が多いと言いますが、個人的な感想としては優しくて穏やかな人と変人の二極化している印象でした。

大学病院の麻酔科医も本当にそんな感じでした。

なぜでしょうか?実際に周りの病院の研修医もそんなことを言っていました。

麻酔科医になると変人になるのか、変人が麻酔科医になるのか。。。

なんにせよ、一緒に働いている人はかなりストレスを感じていたと思います。

まとめ

麻酔科を回って総括として、モニターを見ながら呼吸管理や循環管理について上達した、普段使わない薬剤(麻薬系、筋弛緩薬系、昇圧薬)などについて詳しくなったこと、使用の抵抗が少し減ったこと、が他の科でも生きてくるのでとてもよかったです。

以上です!

本日もご覧いただきありがとうございました!

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