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【研修医日記】研修医ラストスパート!放射線科ローテ終了、感想などについて

こんにちは。研修医アッキーです。

本日は放射線科ローテが終了したので、業務内容や感想について書いていこうと思います。

目次

放射線科ローテの仕事内容・スケジュールは?

放射線科の仕事内容はというと・・・基本的には、仕事がありません

というもの放射線科は主に
①読影
②治療
の2つに大別されます。

①の読影に関しては、研修医ができることはまずありません。というのも、放射線科の役割は一般の医師が読み取れない場所まで読影してレポートを記載することが仕事です。

腫瘍の疑いがあるにしても、どんな腫瘍が疑われるか?他の鑑別疾患は?など非常に深い知識がないと読影レポートを完成させることができません。

なので研修医にできることは全くありません!

なので基本的には学生としていることが同じ感じになります。

私の病院では先生が作ったteaching fileがあり、それを毎日自分の力で読影していき、わからない所は先生に聞く。

といったことを繰り返していました。たまにテストとか出されて、それを解いて解説、みたいなこともしていました。

②治療に関しては、少しだけ仕事はありました

治療も放射線治療血管内治療があります。(TACEなど)

放射線治療に関しては、外来をして話を聞いて、治療計画を立てて、治療マッピングみたいなことをしますが、これに関してはほぼ先生の後ろにくっついて見ているだけでした。

しかし血管内治療に関しては、先生の補助や止血作業など手伝えることが少しだけあります。

ただ2時間以上、重いプロテクターを着て作業するのは辛かったです。

学んだこと、ローテしてみてよかった?

私は1ヶ月間放射線科をローテしましたが、回ってみてよかったことは、自分の読影力の穴となる部分が結構埋められたことです。

救急外来で見落としがちな部分、たまにしか来ない疾患だけど来た時に見逃してはいけない疾患など。

こういったものを全て網羅できるのは放射線科を回った特権だと感じました。

期間としても1ヶ月間が丁度良い感じでした。

ただ正直いうと、最後の方にやっていた腫瘍MRIなどの鑑別、超希少疾患のMRIなどに関しては専門科の医師以外は必要ないのでは?と感じてしまいました。

そういったことも含めて、一般的なcommon diseaseを広く学んで終われる1ヶ月くらいが丁度良いです。

まとめ

放射線科を1ヶ月間ローテした感想は、研修医なら回って損がない科だと感じました。

医師である限り、画像読影は一生付いてきますし、放射線科の専門医からの直接的な指導はかなり実のなる部分が大きかったです。

読影ポイントなども聞いたことない視点から教えて貰ったり、かなり実力がつきました。

ぜひ、このことを参考にしていただき、研修医になる方は放射線科1ヶ月間ローテしてみてはいかがでしょうか?

以上です!本日もご覧いただきありがとうございました!

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