【研修医日記】3年目以降の進路、目先の金を取るか迷う葛藤の日々

こんにちは。研修医アッキーです。

本日は現在研修医2年目の私が進路選びで迷っていることについて記事にしたいと思います。

美容外科に行けばお金持ち、だが後戻りはできない。

最近の美容外科人気は白熱しており、私の同期の中でも美容外科に行こうとしているor既に内定を貰っている人が非常に多いです。

特に”パリピ”系の人々の美容外科希望率は非常に高いです。

あくまでうちの大学内ですが、学生時代に遊びまくっている人は美容外科に、真面目に勉強している人は保険診療への傾向がある気がします。

というのも美容外科に行けば初年度年収2000万円以上という高収入。

働き方も自由に選べるようです。（多少給料は低くなりますが、週3勤務〜土日フリーなど）

その上、保険医療の世界では必ずある当直業務がありません。

そう考えると、美容外科一択？のように感じてしまいます。

しかし、美容外科に行くと以降保険診療へは実質戻ってこれないようになります。

というのも専門医プログラムのシーリング（人数制限）がかかるようになってきており、適当な動機では他の志願者に負けてしまいます。

その上、数年以上保険診療をしないと医者としての医学スキルも失われていくことになります。

仮に美容外科10年やったとしても保険診療に行けば研修医上がりと同様、もしくはそれ未満となります。

勿論それでしっかりと勉強してやっていける場合には問題ありませんが、実質問題なかなか難しいような気がします。

医者人生をお金と割り切るか、やりたいことをやるか

私も当直は大嫌いですし、医者の給料は仕事量・責任に対して安いとすら思います。

なので、恐らく3年目以降当直業務なし残業なしで年収2000,3000万円と貰っている人が出てくると羨ましく感じてしまうと思います。

しかし現時点で何も専門領域もないまま美容外科に飛び込む勇気もありません。

折角医者になったのに中途半端な医学しかを分からないまま美容外科に行くのは何か違うかなーって気がします。

代替案として土日に自由診療のバイトを入れてみる、専門医の資格を得た後に美容外科に移るなどは考えています。

私も昔ながらの医師はこうであるべき（患者さんのために身を粉にして・・・）などの考えはありません。

あくまで自分の人生を豊に過ごしながら、仕事を充実させることを目標にしています。

そのため、ある程度専門領域を極めてから、老後（？）として美容外科に行くと自分の生き方としてはベストなのかなーとか考えます。

まとめ

今回は研修医2年目の私の進路の苦悩について語りました。

周りの同期たちは徐々に進路が決定してくる時期であり、まだ決定できていない自分に対する焦りもあります。

もう少し悩もうと思います。

以上です！本日もご覧頂きありがとうございました！