【医師バイト】健康診断のバイトについて時給・内容などについて解説

こんにちは。麻酔科医をしているアッキーと申します。

本日は医師のバイトとして多くの方が経験のある健康診断バイトについて解説します。

3年目医師など、まだ専門のアルバイトがしにくい時期におすすめのバイトとなっております。

時給

時給は1万円前後であることが多いです。

基本的には土日のみで、午前中のみ、午後のみ、全日まであります。

午前や午後のみだと3-4万円程度/回、1日だと7-10万円程度の報酬となっています。

仕事案件

仕事案件は色々な仲介業者があり、それぞれ特色があります。

健康診断の仕事に関してはDrアルナビとMRTが案件数が多いです。

Drアルナビは仕事前に必ず1回は10分程度のオンライン面接を受ける必要があります。

仕事内容

健康診断のアルバイト選定の際

まず初めに大切なのが健康診断のアルバイトを選ぶ際に、問診・聴診、専門性問わず、などを選ぶことで専門のない医師でも問題なく行うことができます。

米稀に読影あり（X線、心電図）、乳房診察あり、など追加条件が書いてあることがあります。一般の医師には取っ付きにくい場合があるので注意しましょう。

健康診断の規模は多様で、1人あたり数十人から数百人の診察を行うことがあります。

大学であれば1000人以上の学生を4人の医師で対応したりすることもあります。

基本的に全ての学生の診察を終えたら、時間が早くても帰ることができます。

診察される人数が多い場合は、1人あたり約30秒から60秒の短い時間で診察を行う必要があります。

受診者が来たら、問診、視診、触診（打診）、聴診を迅速に行い、重要な判定区分を記入します。

その後、受診者を次の診断ステーションへと案内します。この流れは、効率的かつ迅速に行われる必要があり、診察の質とスピードが求められる作業です。

診察手順

健康診断では、問診、視診・触診、聴診の基本的な診察手順が行われます。

特に重視するのは、既往歴や現在の症状に関する問診、目や皮膚の状態、頸部リンパ節や甲状腺の腫大、下肢の浮腫など（問診に応じて）具体的な身体の所見です。

これらの診察は短時間で行う必要があり、特に重要なのは心雑音の聴取で、大動脈弁狭窄症など致命的な状態を見逃さないために重要です。

また、健診では時間が限られているため、腹部の詳細な診察は一般的に行われませんが、明らかな異常がある場合は対応が必要です。

診察後は迅速に診察結果を記入し、必要に応じて次の診断へと進めます。

まとめ

健康診断の目的は、病院の受診の必要性がある人を見抜くことです。そのため正確な診断は必要ありません。

基本的には学生などの若者であれば何もないことがほとんどです。

研修医上がりの医師3年目、臨床から離れてしまっている方などでも始めやすいバイトだと考えられます。